副業・フリーランス活用サービス徹底比較10選

デジタル人材は市場の約1割。かつ流動的。

インターネット回線インフラの改善やスマホの普及によって、ユーザーのデジタル接触が年々増えています。多くの企業はビジネスモデルをデジタル自体にフィットさせるために、様々な工夫や取り組みをせざる追えない状況になってきています。

しかしながら、急激に進んでデジタル環境に、人材育成は全く追いついていません。

2019年3月におこなわれたNTTデータ経営研究所の調査によると、デジタル人材は市場の約1割しかおらず、デジタルトランスフォーメーション(企業へのデジタル浸透への取り組み)のために、その約1割を奪い合っているという状況です。

さらに、その中の約7割は転職を検討しているという状況で、希少なデジタル人材は非常に流動的な状況であります。従来の正社員型の雇用で、育成し長期に渡り戦力化して活用するという人材戦略は残念ながらデジタル領域では非現実的だと言わざるを得ないでしょう。

 

人材活用の最先端はフリーランスと副業ワーカーの活用

さらに企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れは、コロナショックの影響もあり待ったなしの状況です。そんな中で、昨今のトレンドである働き方改革によって多くのフリーランスとしての複業ワーカーや正社員として働きながらの副業ワーカーが市場には存在するようになりました。

彼らの多くは実務経験で得たナレッジを自らの武器として複数のプロジェクトに参加することで正社員としては得ることが出来なかったプラスアルファの報酬を得ています。企業側からすると即戦力の人材をプロジェクト単位で活用することが出来るのは大きなメリットです。

社内に無い専門知識を高いコンサルティングファームに発注することなく、雇用に限りなく近い形で、実行支援を受けながら、社内にナレッジトランスファーをすることも可能になります。

特に市場に約1割しかいない、デジタル領域の中でも、ハイクラス人材は今後も採用難が続くことは間違いないので、いかにフリーランスと副業ワーカーを活用するかが、事業戦略において重要なファクターになることでしょう。

 

フリーランスや副業ワーカーの支援サービスと契約形態

しかしながら、優秀なフリーランスや副業ワーカーをどうやって見つけるかという課題は残ります。

以前は紹介などの限られたルートでしか優秀なフリーランスや副業ワーカーと接触することは出来ませんでしたが、働き方改革以降、注目されている働き方として複数のプラットフォーマーやエージェントが、仕事の流動性アップをテーマにサービスを展開しています。

契約形態には大きく以下の3つがあります。

  • 再委託型
  • エージェント型
  • プラットフォーム型

 

再委託型

一般のコンサル会社のようにサービス側が契約の主体となり、契約や受発注をおこないます。実際に業務をデリバリするのはフリーランスや副業ワーカーとなりますが、納品責任はサービス側が持つので、万が一クオリティに満足がいかない場合は、業務執行者の差し替えなどを実施するケースもあります。

エージェント型

サービス側はあくまで紹介者という立場で、企業はフリーランスや副業ワーカーと直接契約します。サービス側は企業から紹介手数料を受け取ります。

この手数料がパーセンテージや月額固定である場合などサービスによって違いがあります。

プラットフォーム型

ウェブサイトを通じて発注側と受注側をマッチングして、業務委託費をエクスローを使ってプラットフォーム側で管理します。

情報の提供と支払い与信をシステムによって提供しています。

 

正社員として働いている副業ワーカーを活用する

メリット

実業務を会社員として組織でこなしているワーカーは豊富な最新情報に触れる機会が多いです。そのため、トレンドの変化に対して迅速な手を打つことが可能です。

また、サブワークとして働くので業務委託費が比較的安くても働いてくれるケースがあります。

デメリット

ビジネスアワーは他の会社に雇用されているため、原則的に業務やコミュニケーションは取ることが出来ません。そのため、不確実性が高く、定型化されていない業務を委託するのは難しいでしょう。

 

シュウマツワーカー

運営会社 株式会社シューマツワーカー
対応職種 エンジニア、プロジェクトマネージャー、ウェブマーケター
登録人数 20,000人
費用体系 時給計算。週10時間~
特徴

名前の通り週末、つまり、ビジネスアワー以外での業務執行を対象にしたサービスです。

ITエンジニアがメインですが、プロジェクトマネージャーやウェブマーケターなどの人材も取り扱っています。

 

プロの副業

運営会社 株式会社ホールハート
対応職種 宣伝、広報・PR、人事など全職種
登録人数 非公開
費用体系 20万円~40万円
特徴

こちらも名前の通り、副業としての業務実施を想定としているサービスです。

エージェンシー系(広告系)の繋がりが多く、ハイクラスのプロフェッショナルマーケターをプロジェクトにジョインさせることが可能です。

 

カイコク

運営会社 株式会社BLAM
対応職種 ウェブマーケター
登録人数 5,000人
費用体系 数万円~
特徴

転職から兼職へ、がキャッチフレーズでウェブマーケターに特化した副業紹介サービスです。

約5,000人の登録者を持ち、マーケティングエリアの人材を確保するのに適したサービスです。

 

 

専業のフリーランスを活用する

メリット

専業で活躍しているフリーランスは、ビジネスアワーにフルで稼働することが出来る人が多いです。

自社の社員と同じ業務時間帯を中心に稼働してもらうことも相談可能なので、コミュニケーションやスピード感が必要なプロジェクトに向いています。

デメリット

明確な理由がなくフリーランスになった人も多く、特定技能にのみ偏っている、成果に対するコミットが足りない、自己評価と実力が伴わないなど、品質が人によってかなり異なります。

また、要件をしっかりと握らないまま、社員を入社させるような感覚で契約をすると結局マッチしないというケースも多く発生しています。

 

サーキュレーション

運営会社
株式会社サーキュレーション
対応職種 新規事業、 人事制度設計、 EC、B2B営業、人材開発、BPR、採用、広報、財務/資本政策、生産管理、事業承継、マーケティング、IT/WEB、経営戦略・事業戦略
登録人数 非公開
費用体系 月100万円/半年契約~
特徴

各分野の専門家を紹介してくれます。経営戦略、業務オペレーション、財務会計、マーケティングと人材のカバレッジが広く、あらゆる課題に対して解決策を持った人材をアサインしてくれます。

また、営業担当がプロジェクト管理として着任するため、専門家との相性が悪いなど発生した場合は、別の専門家の紹介も相談することが出来ます。

 

CARRY ME

運営会社 株式会社Piece to Peace
対応職種 広報・PR、デジタルマーケティング、セールス
登録人数 7,000名以上
費用体系 月20~50万円+手数料30%
特徴

ニーズの高い広報・PR分野のプロフェッショナルが多く在籍しています。

広告予算が限られる中、広報・PRのマンパワーで自社のサービスを広めたいというようなニーズを持っている場合にオススメです。

 

KOBUSHI MARKETING

運営会社 KOBUSHI MARKETING LLC
対応職種 デジタルマーケティング、新規事業、事業開発、システム開発PM、DX
登録人数 非公開
費用体系 月20万円~
特徴

デジタル領域の強みを活かして、新規事業とマーケティングに特化したフリーランス活用支援サービスです。

最大の特徴はプロジェクトリード、つまり営業が現役実務経験者であるので、複雑で不確実性の高い案件に対しても適切な人材のアサイン、プロジェクト管理を提供しています。


プラットフォームからフリーランス・副業ワーカーを探す

メリット

ウェブ上で簡単にフリーランスを検索し、仕事依頼、契約、支払いを完結させることが出来ます。経歴や見積もりを比較することが出来るのコストを抑えて仕事を依頼することが出来ます。

デメリット

単純作業などの仕事の内容が決まっている案件以外を発注すると、高い確率で予想していたものよりはるかに低い納品物が上がってきます。

発注側に高いディレクション能力が求められます。

また、顔の見えない取引になるため、途中で連絡が取れなくなるケースもあります。

 

クラウドワークス

運営会社 株式会社クラウドワークス
対応職種 ライティング、デザイン、データ入力
登録人数 300万人
費用体系 システム手数料5%~20%
特徴

老舗のクラウドソーシングプラットフォーム。

ライターがメインのフリーランサーとして登録されており、UIがとてもわかりやすく、初めてクラウドソーシングを使う場合にも簡単に発注することが出来ます。

 

ランサーズ

運営会社 株式会社クラウドワークス
対応職種 ライティング、デザイン、データ入力
登録人数 非公開
費用体系 システム手数料5%~20%
特徴

日本で最初のクラウドソーシングプラットフォーム。

オウンドメディアやコンテンツマーケティングの得意なライターが多く登録されています。

 

ココナラ

運営会社 株式会社ココナラ
対応職種 ライティング、デザイン、データ入力
登録人数 非公開
費用体系 システム手数料10%~25%
特徴 後発ですが、作業をパッケージ化して表示しているため、定型業務を頼む際は明朗会計で発注することが出来ます。

 

アフターコロナは外部人材活用の時代にシフト

コロナショックでニューノーマル時代になると言われています。

東京都の2020年5月の調査によると、コロナ自粛期間で強制的にテレワークを取り入れた企業は6割を超えました。

テレワークの普及、オフィスの縮小など労働環境の変化が起こることで、外部人材がプロジェクトで活躍できる機会が増えてくるでしょう。

よりフレキシブルにスピード感を持った人材アサインには、専門性が高く、経験豊富なフリーランス、副業ワーカーの起用が合理的となります。

だからと言って、育成を前提とした長期的な人材戦略がなくなるわけではありません。

内部人材と外部人材をどのように一つのプロジェクトで活用するかが、事業の成功キーポイントになるでしょう。

 

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◆代表プロフィール



株式会社まーけっち 代表取締役社長 山中思温

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マーケティングリサーチのプラットフォームの企業で、 最年少で事業部を立ち上げ、広告予算ほぼゼロで、国内トップの実績を達成。


中小・スタートアップ企業のマーケティングに関する構造的課題を痛感し、それを解決するため、株式会社まーけっちを創業。大手企業・国家機関・スタートアップなど100社以上の戦略支援を行い、コミットと売り上げ貢献成果に定評がある。上智大学外国語学部卒。




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