「先進技術」VS「情操教育」!?これからの時代に活躍する子供を育てるには?意識と実態調査

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感情知能

2020年、プログラミング教育が小学校で必修化され、教育におけるITや先進技術への取り組みは重要度を増してきています。関心度が高い親御さんも多いのではないでしょうか。

今回は、教育における親世代の意向と、実際の必須要素を徹底リサーチしました。

急速に発達する先進技術

いうまでもなく、近年、テクノロジーが急速に発達しており、ロボットやAIなどの最先端技術もより身近なものになってきています。

産業用ロボットの世界市場は2012年までの5年間に約60%も上昇、今後も、2025年には約5.3兆円、2035年には約9.7兆円規模になると予測されています。※1

 World Robot Olympiadより引用

 World Robot Olympiadより引用

AI市場規模については、ユーザー支出額ベースで約159億円になったと推定されており、両市場とも今後の成長率は高いことが予測されています。※2

 子供向けのロボット製作大会も開催されており、小学生もロボットを作る時代となっています。小中高校生対象に、ロボットをつくり動かし課題にチャレンジするロボットコンテスト(World Robot Olympiad)は2004年のスタートから、参加人数を伸ばし、世界にも拡大しているということです。

活躍しているエリートほど「ロボット」への興味が高い

「先進技術」といえば「ロボット」!ということで、まずは、ロボットへの関心有無と世帯年収のデータを見てみました。

※2019年 5月実施 WEBアンケートモニター対象 n=22391


 結果、世帯年収が高くなるほど、「ロボットに興味がある」と回答した割合が高くなる傾向にあるようです。先進技術や新しいものに対しての興味が高いほど、社会で活躍し、年収も高いというのも頷けますね。
では、そのお子様の教育に関してはどうなのでしょうか。

 

年収の高いエリートほど、教育においても「先進技術」を重視

※2019年 5月実施 WEBアンケートモニター対象 n=22391

教育における意識を調査したところ、やはり「年収」と「先進技術重視度」は比例するようです。

年収1000万円までは、情操教育に近しい観点への関心が低くなる

なお、面白いことに、「自然や生き物に触れ合う機会を与えたい」 など情操教育に近しい観点は、年収と比例していませんでした。寧ろ200万円~1500万円までは反比例しています。

※2019年 5月実施 WEBアンケートモニター対象 n=22391

恐らく、年収が高くなるにつれ、先に挙がったような先進技術など 学力に直結することをより、重視しがちなのではないでしょうか。

(年収が1千万円を超えると、また「自然や生き物に触れ合う機会を与えたい」 を思う割合が増加傾向となる要因としては、年収が1千万円を超えてくると、コンサルタント・経営者など 独自で価値を生み出す仕事の人が多くなるため、また、経済的余裕から心理的にも余裕が生じやすくなるため ではないかと考えられます。)

実は、「先進技術」だけではNG!活躍には「心の豊かさ」が不可欠

しかし、実は、EQ(感情知能)が高い人ほど年収も高く労働時間も短いということがわかっているのです。

ドイツのボン大学の研究※3で、142名の男女を対象に共感能力を測るテストにより全員のEQを測定し、それぞれの上司・同僚・部下たちに普段の仕事ぶりや印象を調査しました。その結果、同僚や上司から仕事ができる人だと思われている評価されている人ほどEQも高い傾向がありました。さらには、年収も高かったのです。

EQテストセンター『TalentSmart』の調査では、社会で活躍するハイパフォーマーの9割はEQが高く、平均年収も3万ドル(約325万円)高いとわかっています。

他人の感情をつかむ能力と年収の高さには強い相関関係がみられるということです。他人の感情をつかむ能力が高い人ほど、組織内での立ちまわりがうまく、結果、「より出世しやすくなる」ということです。

確かに、情報量が増え、様々なことが仕組み化・効率化される社会で、高い価値を生むためには、人々の要望を読み取ったり、人々を動かすリーダーシップであったり、コミュニケーション能力が必須となります。

是非、ここで、改めて教育における「感情知能」や「情操教育」の重要さに目をむけてみましょう。

※「情操教育」とは?
「情操」とは、簡単にいうと、様々な物事に対して生まれる知的で安定した感情のことです。つまり、「情操教育」というのは、そういった感情、つまり心を豊かにする教育のことをいいます。

らぼっと

●「先進技術」と「情操教育」どっちをとる?どうすれば?

 「先進技術」と「情操教育」どちらも重要です。
ご家庭の方針は勿論、お子様本人の意思や興味にあった教育を行えるのが理想ですが、どのようにしたらいいのかは中々難しいところかと思います。

今回は、WEBアンケートの自由回答から、お子様の成長に好影響を及ぼしそうな、話題の商品・サービスを抜粋、ご紹介します。

①「情操教育」なら やっぱりペット! 

・生き物・ペットと触れ合うのは子どもの心を育む大切な要素のひとつ。

大きな自然を感じることで、広くしなやかな心を養うペットや昆虫などの生き物や、植物を育てたりしていく中で、豊かな愛情を育てていくことがでると考えられています。
ただし、調査結果からは、忙しいご家庭では、世話が大変ですし、また、住居形態で飼えないなどの問題も多そうです。


②「先進技術」×「情操教育」のいいとこどりペットロボット:らぼっと

ロボットベンチャーのGROOVE Xは家族型ロボット「LOVOT(ラボット)」を製作していますが、今年の6月に教育分野向けの展開を発表したそうです。
※GROOVE X 公式リリースより

代表の林社長は、「今の子供たちは、ロボットネイティブとして人とロボットが共生する時代を将来、生きることになると考えられます。最先端技術の結晶である『LOVOT』との共生は、お子様がロボットに自然と興味を持っていただくキッカケになりますが、それに加えて、更に心の成長の面でも貢献していきたいと考えています。」ということ。先進的ですね……!

実際に、らぼっと体験会に参加されたお母様も、「子供の教育に良さそう」とコメントしているそうです。

詳細はこちら https://www.businessinsider.jp/post-192665


※ペットロボットは情操教育に役立つのか?専門家に聞いてみました!

■株式会社教育デジタルソリューションズ 寺本様のご意見

情操教育は英語やプログラミングに比べてフォーカスされにくい分野かと思いますが、、子供の将来の人生に対する影響を考えると、本来は英語やプログラミングと同じかそれ以上に盛り上がっていなければならないものかと思います。

ペットロボットは情操教育に役立つかという点でいうと、「役立つ」と思います。
私の娘が5歳のとき「たまごっち」をやっていて、とても熱心に世話をしていました。お世話するために早く起きたり、いなくなった時にはとても悲しんだりしていました。「自分で、責任を持って お世話をしないとちゃんと育たなかったり、 どんどんダメになってしまう」という認知を、AIや物語を使ってしっかり演出できれば、情操教育につながるものになると思います。

とはいえ、情操教育のために高額のロボットを買うかと言われれば「?」とならざるを得ないので、別の理由でロボットを買うついでに情操教育も、という感じが現実ではないでしょうか。

■某教育企業 Hさんのご意見

人が何を求めているのか、点ではなく線で捉える力は情操教育で育つものではないかと思います。情操教育の重要性上がるなか、生き物に触れることで、思いもよらない反応だったり想いが通じる喜びだったりを感じることができると思います。また、自身の存在の確認もできるようになるのではと思っています。

ただ死生観においては、生き物よりは劣るのではないかと考えます。糞尿などをしない分、本当に生き物に向き合うという面倒くささがないためどこか無機質な関係にならざるを得ないのではないかと個人的には思っています。

ただ、ペットを飼えない、お世話が難しい場合、本物よりは弱いけど、ペットロボットも、愛する対象ができるという分においては、ある意味役立つと考えます。

③「先進技術」を最重視なら ロボットでのプログラミング :レゴ マインドストーム

レゴ マインドストーム

※レゴ マインドストーム 公式サイトより引用

レゴが開発した「レゴ マインドストーム EV3」や「WeDo2.0」といったロボットプログラミングの教材が、子どものプログラミング学習の観点から人気を集めています。おもちゃとして親しみのあるレゴが教材となる学習方法は、子どもがプログラミングに対する苦手意識を持たずにはじめやすいので指示されています。

詳細はこちら https://www.lego.com/ja-jp/mindstorms/learn-to-program

以上、教育における親世代の意向と、実際の必須要素についての調査でした。
教育方針とお子様の個性・特性に合ったものを活用することが必要そうですね。

◆最後に…

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参考資料

※1 2013年に経済産業省が発表した「ロボット産業市場動向調査結果」による

※2 IDC Japanが調査した国内コグニティブ/AIシステム市場予測による

※3 Research Article It pays to have an eye for emotions: Emotion recognition ability indirectly predicts annual income

 

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